深緑色。
2005年 11月 12日
紅茶の缶、万年筆、封蝋と深緑色の小物を集めてみた
のですが黒に見える…。文房具の間にどんぐりなども
ころがしてみる。
手前にある小さいどんぐりみたいのはシイの実でこの実は
食べられる。シイの木は神社によく植えられているそうだ。
神社では照葉樹(椿)や針葉樹(松など)などの常緑樹を
よく見かける。常緑=常世(とこよ)みたいなイメージかな。
広葉樹は落葉するのであまり植えられていない。神社とは
反対にお寺には黄色く落葉する銀杏の木が多い。
住んでいる場所によって植えられている街路樹も違ってくる。
札幌では真紅に紅葉するナナカマドやニセアカシアの並木を
よく見た。暖地の関東とは違いソメイヨシノの並木や竹林は
見たことがない。たぶん竹は根が凍結して越冬できないと思う。
垣根には半透明の赤い実のつくイチイ(針葉樹)が植えられる。
桜はあっても山桜がちらほらある程度で、五月か六月に咲く。
というように寒冷地では落葉して死んだふりをする広葉樹と
寒い針葉樹の世界なので、初めて京都に行った時、バスの
窓から山のようにわんさか繁った竹林があるのを見て驚いた。