紅と玉虫色。
2013年 03月 05日
お昼ごろ表参道のスパイラルで待合わせ(待合わせ場所がオサレ)
ちょっと早めにスパイラルへ行くと下の階に作品が展示してあって、何か学校の
卒業制作みたいだね~と見て(あとで多摩美の展示だとタカくんに教えてもらう)
スロープを上って2階へ。かわいい陶器やらガラスを見ている間にタカくんが来て、
下のカフェでお昼ごはん(ここのカフェ入るのはじめて☆)
その後MaxMaraの角を曲がり、骨董通りのけっこう奥にある紅ミュージアムへ。
ここは伊勢半のギャラリー兼ショップで、江戸時代から続く、現在唯一残る紅屋
さんとのこと(伊勢半てキスミーのマスカラだけじゃなかったんですね!)
お店に入ると小さくてきれいな陶器に入った紅(紅花から1%しかとれない貴重
な天然色素)があり、陶器に刷かれた紅の表面は意外にも玉虫色(真珠のような
螺鈿のようななんともいえない光沢をもつ緑色)初めて見るうつくしい玉虫色に
感動しつつ、紅なのになんで緑色?!としばらく魅入ってしまいました(神秘☆)
紅を見ているとお店の方が「試しにつけてみませんか?」ということで、紅をつけて
いただきました。はじめこんなに高価なものをいいのかな?!という思いと、はず
かしいので試さずお店を出ようとしたら、タカくんが試してみたら(一生に一度かも
と云ってたような気がする)とすすめてくれたので、りさちゃんとふたりでつけて行く
ことに。紅は水で濃さを調節できるのでごく薄くつけていただき、鏡をみるととても
自然な色で驚きました。お店の人の話によると、ごく薄く塗ると血色を補う効果が
あるので、美容関係の専門学校の男子生徒さんが見学に来て、紅を試すことも
あるそうです。というわけでタカくんも塗りませんか?とスカウトされていました^^
店員さんに「学生さんですか?」と聞かれ、残念ながら3人とも学生じゃなかった
ので、「そういう事にしておいて下さい…」と答えました(笑)
店員さんにいただいた紅花茶でぽかぽかになり、紅花で染めた絹のサンプルの
中に良い感じのピンクを見つけたり、紅の奥深さに魅かれながら、3人でお店を
あとにしたのでした。