『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』を見る。
2013年 03月 12日
ちらっと見て心にひっかかるものがあり、ひじょうに身につまされるというか、
登場する3人の女性と同じ年代のせいか、感情移入して見ることが出来て、
おもしろかったです!
現実的にちょっと重たい場面もありますが、映像(パステルカラーの洋服や
部屋、ピクニックのシーン、雑貨など)のかわいらしさ、主人公たちが住む街
(ロケ地・学芸大学周辺)のふんわりした軽さが救ってくれたような気がします。
さわ子さんの実家のおばあさんがなんかいいなあと思いました(ときどき家族
のことがわからない時があって、寝たきりなんだけれど、ちゃんとお化粧して
いる)ある日、実家にさわ子さんのお兄さん一家が遊びに来た時「会っても
わからないから」とおばあさんにあいさつせずにお兄さん一家が帰り、さわ子
さんが怒るというシーンがあり、そのあと、さわ子さんの実家にすーちゃんと
まいちゃんが遊びに来て、さわ子さんが気を遣って「挨拶しなくていいよ」って
いうんだけど、すーちゃんが「挨拶したい!」と云って、おばあさんに挨拶する
とおばあさんが「どうぞゆっくりしていってね」と答えるシーンに感動しました。
あとすーちゃんがひとりでヘリコプターに乗って(ヘリクルージングサービス
を利用)上空から東京の夜景を観るシーン(アッコちゃんの歌がしみる…)が
あり、「東京ってこんなに美しかったっけ?」と宝石箱のようできれいでした。
映画を見ていると東急東横線、学芸大学駅の線路沿いの商店街のシーンが
けっこう多く映り、あの輸入食品店行ったことある!とか駅前の果物屋さんの
方から撮ってる!とか、見た事のある風景が映画に出て来て楽しかったです。
ストロベリーナイトに出てた男子(やや鈴木杏似)がこの映画にも出てました。
平日に母と観に行って来たのですが、しょっぱなから寝ている母(爆)(一体、
何をしに映画館へ来たんだろう…)ときどき起きて見てましたが、映画館へ
来ると心地良い眠りに誘われてしまうようです。