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写真を撮るのがすきな愛のブログです。リンクフリーです☆


by tuga369
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『大統領の料理人』の感想。

『大統領の料理人』を見て来ました。もう終わっちゃったかなと思ったら
シネマイクスピアリでまだ上映してました(平日なのでガラガラで貸切。
余談ですが映画館の売店にオーガニックティーがあって嬉しかったです)

料理映画を映画館で見るのは意外と少なく(うちでDVDで観てました)
大きな画面で観ると、出て来る料理がどれも美味しそうで、映画のあと
食事をしても、映画に出て来た料理ほどおいしくないなと思いました(笑)

映画のあらすじは、女性シェフ、オルタンスが大統領のプライベートな
専属料理人として抜擢され官邸の厨房へやって来る。大統領官邸の
厨房に元々いる男性シェフ達(シェフをトップとした厳格な階層社会)は
新参者の彼女の存在がおもしろくない。男性シェフ達に嫉妬されたり、
仕事を妨害される中、オルタンスが孤軍奮闘する(なんだかフランス版
宮本信子という感じ)というのがおおまかな軸。

映画の中でオルタンスが落ち込んでいる時に、同じ官邸の中にいても
顔を合わせる機会はおろか、話す機会もほとんどないシワシワな大統領
がある夜、官邸の中にあるオルタンスの小さなキッチンへ入って来て(!)
オルタンスを励ますシーンがあるのですが、その時に大統領のために
作った、黒トリュフをざくざくスライスしてトーストの上にたくさん載せた
料理がとてもおいしそうでした。

大統領は凝った料理が嫌いで、素材を活かしたシンプルな料理や家庭
料理を好むというのが意外でおもしろかったです。オルタンスが新鮮で
良質な素材を揃えるために努力しているのに官邸のえらい人(?)から
コスト削減しなさいと云われたり、大統領の主治医と栄養士に食事制限
の観点からメニューにダメ出しをされたり(実際はもっといろんな困難が
あったのだと思います)大統領の料理人って大変なんだなと思いました。

やや中途半端なストーリーという感じもしますが、単純に美味しい料理を
作ってハッピーエンドじゃないところがいいなと思いました。
by tuga369 | 2013-10-25 22:35 | 映画(영화)・ドラマ