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写真を撮るのがすきな愛のブログです。リンクフリーです☆


by tuga369
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「芸妓峰子の花いくさ」

「芸妓峰子の花いくさ」(岩崎峰子著)を読んでいたら58ページに
気になる箇所を見つけた。
>戦前、米勇(よねゆう)は祇園甲部一番の売れっ子芸妓(げいこ)で、
>ある男爵のお抱えでしたが、(中略)
>上品で瓜実顔(うりざねがお)のたぐいまれなる美人だったので、

おお。これって「さゆり」に登場した豆葉というさゆりの姉芸者の
モデルとしか思えない。それから「男爵から贈られた桃の種ほども
あるルビー」だとか、「おかぼ」(カボチャ)というあだ名であるとか、
着物を墨で汚して仕返しをするとか、「さゆり」に出てきたネタが!
「さゆり」の後書きにもミネコイワサキという名前が出てきたし、
関連性があるな~。

「さゆり」の影響なのか「祇をん市寿々」(ぎおんいちすず)とか
舞妓や芸妓関連の本を借りてしまう。(影響されやすいなあ)
舞妓の着物は帯を肩甲骨のあたりで結ぶとか、(写真を注意して
見ると大きく抜いた衿の下にすぐ帯の結び目がある)着付けに
独特なきまりや約束事があっておもしろい。岩崎峰子さんの本を
読んでいたら舞妓や芸妓にとって着物は仕事着で着たきり雀では
お客様に失礼なので「1週間に1枚のペースで着物を作っていた」
とかすごいことが書いてあった。

京都・冬の旅というJRのポスターだと思うのですが、茶室のような
背景の中、薄い撫子色の着物を着て、鼓を持って座っている
舞妓さんがかわええ。なんていう舞妓さんだろう?やはり売り上げ
トップの売れっ子の舞妓さんだったりするのだろうか。
by tuga369 | 2005-12-27 00:00 | 本(책)