根室の朝というばら。
2006年 05月 15日
「ヘレントローベル」HT系1951年(米)作出のばら。なんだか呪文みたいな
名前だなと思っていたらオペラ歌手の名前らしい。サーモンピンクの大輪で、
早くから咲いているので、三脚カメラな人がこのばらの周りに集まっていた。
写真を撮っているときは、うろ覚えで花壇の真ん中あたりにあったサーモン
ピンクの大輪のばら、としか記憶していないのですが、今回やっと名前を
覚えた。実物を見るとオレンジがかったサーモンと部分的に黄色が混じった
ような微妙な色で印象に残る。
「根室の朝」(ねむろのあさ)は神代植物園の売店で見つけたばら。ラベルを
見ると鈴木省三氏作出の古い品種のばらだそうです。根室は北海道の地名で、
ばらの名前にしてはめずらしいなと思って目を引いた。花はクリームがかった
白の中輪でオールドローズのような花やかな香りがある。茎はレディヒリンドン
のようなしなやかな茎。鈴木省三氏、根室に何か特別な思い出が…?
真紅のばら「サムライ」もまだつぼみでしたが、つぼみのがくからのぞく
紫がかった赤黒い花弁が血のイメージで、つぼみのうちから凄みのある
ばらです。前回写真を撮りに来た時は満開の状態だったので、つぼみ
なんて目に入らなかったけど、同じばらのつぼみといっても品種によって
形やイメージが違うので、今回それを見ることが出来て良かったなと思う。