15.3%という数字。
2006年 06月 21日
1 メキシコ 20.3
2 アメリカ 17
3 トルコ 15.9
4 アイルランド 15.4
5 日本 15.3
6 ポルトガル 13.7
きのう雑誌で見たのですが、国民のうち何%が貧困者(各国の平均所得の
50%以下にある人)であるかを示した「OECD諸国の貧困率」というのが
あって、日本は15.3%で、OECD26か国中、第5位(!)不完全就労者
であるフリーターが多いことと、人口に占める高齢者の割合が多いことが
理由らしいのですが、すごい数字だ。(といいつつ、つがもフリーターです。
貧因率上げてすみません)生活保護受給100万世帯以上という数字も
すごい。以前、皆が同じような水準の生活をしている、一億総中流意識
というのも気持ちわるいなと思ったのですが、格差社会というのも問題アリ
ですね。(格差社会のいろいろな弊害が叫ばれている)格差社会を連想
させるキーワードとして、「ひとり勝ち」という図式があるのですが(たとえば
100人中1位になるためには99人の犠牲が必要である)「ひとり勝ち」と
いうのは結局は勝った事にはならない。たとえ勝ったとしても「自分だけが
良ければいい」という歪んだ心理から発生しているので、どこかで破綻する
と思う。自分だけではなく(可能であれば)まわりの人も幸せにしてはじめて
勝ったとか成功したと云えるのではないかと思う。