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写真を撮るのがすきな愛のブログです。リンクフリーです☆


by tuga369
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妻夫木君とどろろ。

日曜日の朝、目を覚ますとうちの中にだれもいなかった。

多分仕事や遊びに行ってしまったと思うのですが、単にわたしの起きた時間が
遅いだけですね…(こういうのを見捨てられ恐怖と云うのでしょうか)

絵の先生が「イギリスでは水彩画は貴族の嗜(たしな)み」と仰っていたのですが、
ウィンザー&ニュートンの水彩絵具セットなんかをみていると、ほんとうにそんな
感じ。良い紙と筆、絵の具を使って、風景画やボタニカルアート(植物画)などを
時間をかけて、ゆっくりていねいに描く…たぶんそういう世界なんでしょうね。
つがは「ゆっくり丁寧に」というのが苦手なので、(妓生に扮したコンギルのセリフで
「だらだらした歩き方ね。短気なひとが見たらイラつくわ」という台詞があるのですが、
そんな感じ!)パパッと早足で描いてしまいます(笑)

27日に手塚治虫原作の映画「どろろ」を観てきたのですが、父親の天下を取るという
野望のために体の48箇所を魔物に奪われた百鬼丸の苦悩が表現できていない気が
しました。(百鬼丸の養父が亡くなるシーンでは泣いてしまいましたが)映画の中では
特に百鬼丸が自分の体を取り戻すために妖怪と戦う場面(ニュージーランドロケ)に
違和感を感じた。衣装やセットから日本やアジアをベースにした作品だと思うのですが、
強い光の反射と乾燥した空気が完全に外国(欧米)で、そこだけシーンが分離している
感じなのです。百鬼丸の育ての親が医術を使って手も足もない赤子に手足や言葉を
与えるのですが、このシーンを見ていて、思わず「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」の
ピノコを連想してしまった。「鉄腕アトム」に登場するお茶の水博士などの優しい育ての
親(養父)と血はつながっているが、冷淡でよそよそしい実の親という設定は手塚作品で
繰り返されるテーマという気がする。それから映画館の売店でプレスシートが300円で
売っていた。プレスシート(マスコミ向けパンフレット)って大きいけど薄いから安いのね。

映画館で「舞妓Haaaan!!」のちらしをみつけた。次回作の柴咲コウに期待しよう。
by tuga369 | 2007-01-28 12:28 | 映画(영화)・ドラマ