映画「恋の罠」の展示。
2008年 03月 24日
23日、崔洋一監督の映画「ス(壽)」を見にシネマート六本木へ
行ったら、入口のほうに映画「恋の罠」(主演:ハン・ソッキュ)
関連の展示物がありました。上から垂らしている布は、たぶん麻。
入口にある小さなコーナーですが、両班(貴族)の部屋のようで、
ちょっとどきどきしました(笑)
右側のカーテンのような布はポシャギ。こういう透けている布の
ポシャギは、初めて見ました。
左側の壁には牡丹の刺繍が(!)
う~ん。細かな手仕事です。
さて、崔洋一監督の映画「ス(壽)」の感想ですが、はっきり云って
무서워요 ( ムソウォヨ 怖いです)(-_-;)
はじめタイトルの「ス」がよくわからなかったのですが、これは
暗黒社会で活動する主人公、チャン・テスのコードネームでした。
ストーリーは、双子の弟を殺された兄(チ・ジニのひとり二役)の
復讐劇で、かなりはげしいアクションと暴力シーンがあり、もろ
ノワール(暗黒社会を舞台にした物語)の世界でした(-_-;)怖くて
見られないシーンもアリ。
それからアクションシーンの舞台がちょっと変わっていて、水産
市場というのが、意外性があっておもしろかったです(ケヌクシは
港でしたね)水産市場は午前中は賑やかですが、午後は店じまいを
して、だれもいない、がらんとした魚市場があんなに怖いとは…!
カン・ソンヨンさん(王の男でノクス役)が刑事役で登場しますが、
かなり重要な役柄でした。それから監督が崔洋一氏なので、映画に
登場する麻薬組織のボスとアコーディオン弾きのお爺さんが何となく
北野武のように見えて困りました(笑)他の出演者では、ケヌクシで
ミンギの先輩役のひと(男性)が出ていたような…。