きのう晴海ふ頭に初めて行ったのですが、だれでも自由に船の発着場に
行けると思っていたら、発着場には金網が張ってあって、警備員がいて、
立ち入り禁止区域があり、外国船なども乗り入れしていて、ああ、ここは
外国と日本の「境界」なんだということに気づきました。
それからケヌクシのドラマの最初と最後の舞台がいずれも港(ふ頭)という
ことに気づきました。ドラマの舞台は港の他には空港や橋(の下)などが
よく登場した気がするのですが「港」、「空港」、「橋」に共通するのは異なる
場所を結ぶ「境界」であるという点と「人と人が出会う場所」もしくは「別れる
場所」だという事です。そしてドラマのタイトルも「犬と狼の時間」=昼の世界
と夜の世界を結ぶ境界である「夕方」になっています。
主人公のスヒョンもNIS要員でありながら母親を殺した人物に対する復讐を
目的にアンダーカバーとしてNIS(善)とチョンバン(悪)という対極的な世界を
行き来するという、ある種「境界」にいるキャラクターとして描かれています。
スヒョンは捜査のために一度死んだ事になっているけど実際は死んでいない、
というのも「死」と「生」の中間にいる感じです。そしてドラマのヒロインである
ジウはスヒョンの幼なじみで恋人でありながら、スヒョンの母親を殺したマオの
娘であるという矛盾した要素を持っています。ドラマの主人公とヒロインがそれ
ぞれ「スヒョン」=「ケイ」、「ジウ」=「アリ」というふたつの名前を持っているのも、
「現実の世界での名前」、「違う世界での名前」=「対極的な世界」を表わして
いると思います。以上の点から「犬と狼の時間」は「相反する要素」、「対極的な
世界」の中間にある「白」とも「黒」ともつかない、グレーゾーンである「境界」を
描きたかったドラマではないかと思いました。
ドラマ前半に登場するスヒョンを「白」とすると、ドラマ後半、記憶を失ってから
暗黒社会で活躍するケイは「黒」で、記憶を取り戻して、スヒョンにもケイにも
戻れなくなった主人公は、ドラマのラストでNISに戻ることもなく、チョンバンの
ような組織にも所属しない生き方を選びます。
ファンクラブのページにジュンギからのメッセージ映像がUPされています。
手書きのメッセージもあるのですが、サインの時と文字の感じが微妙に違う。
サインの時(45度右上がりの文字)とふつうの書き文字は違うのですね~。
それからフォトページにフライダディの時の取材写真もUPされていました。