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写真を撮るのがすきな愛のブログです。リンクフリーです☆


by tuga369
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映画キッチン。

映画「キッチン」が2か月くらい上映してるだろうと思ったら有楽町のシネカノン
10月30日までの上映で、急いでキッチンを見てきました。平日の夜に行ったら
257席もあるのにがらがらで、ほぼ貸し切り状態でぜいたくな時間を過ごす事が
できました^^

きょうは友達とふたりで「キッチン」のポスターの右側に写っているメガネのひと
(キム・テウ)目当てに行って来ました。ともだち(not韓流な人です)に「キッチン」
の韓国版と日本版のちらしを見せたら、キム・テウが古田敦也に似てるので、
今年の2月頃からずっと「フルタが…」と云ってました。映画を見ると脇役だろうと
思っていたサンイン(キム・テウ)が出演している場面が意外に多くて、ふつうに
考えると、トゥレ(チュ・ジフン)のほうがかっこいいのですが、サンインみたいな
旦那さんがいいなあと思いました。

映画の前半はモレ(シン・ミナ)のスタイルの良さとかわいらしさが全開でしたが、
(サンインとトゥレが苦しむのは、モレがかわい過ぎるのが原因だと思いました)
中盤からサンインに注目するようになり、無垢なモレと自由奔放なトゥレの行動
によって苦しめられるサンインの苦悩をたのしむわたしたち(笑)モレがサンイン
のことをずっとヒョン(兄さん)と呼んでいて、ふしぎに思いましたが、サンインの
子供時代の友達(男の子たち)がかれをヒョンと呼んでいたから幼馴染のモレも
ヒョンという弟がお兄さんを呼ぶ時の云い方がうつってしまったようです(ふつうは
妹がお兄さんを呼ぶ時はオッパと呼ぶのになぜだろう?と思いました)

あとこの作品はけっこうラブシーンが多いのですが、足湯や半身浴をしたり、
マッサージをしてもらっているような軽やかさと心地よさがありました。映画の
はじめのほうに出てくる、美術館(陶芸館?)でのトゥレとモレのラブシーンは
ちょっとエロティックな感じがありましたが、そのほかは自然に見られました。

モレが純粋というかかなり天然で、色でいうと白という感じのひとなのですが、
(しかも方向音痴)自分の気持ちを止められなくて、夫(サンイン)がいるのに
夫の仕事仲間で家に居候しているトゥレを好きになってしまう…というのが主な
ストーリーでした。モレがトゥレに出会った日、モレは罪悪感からうちに帰って、
「きょうとても魅力的な男性に出会った」というような事を子供のようにサンインに
話しているのが(サンインはモレが関係を持った男性がまだトゥレだということを
知らない)ちょっとすごいと思いました。モレはサンインに話さないと「心が重い
から」話したと云っていましたが、「ふつう話さないだろう…というかそんなことを
話されても旦那も困るだろう…」と心の中でツッコミを入れました。「結婚してる
のにいいの?」「いやだめだろう」とか「三人同居はどうなのか?」とか倫理感を
ゆさぶられる作品でもありました。

結局、モレとトゥレに対するサンインの疑惑により、あやうい均衡を保っていた
3人の関係は破綻し、サンインはモレに「自分とトゥレのどちらを選ぶのか?」と
選択を迫り、モレの出した答えによって物語は意外な結末を迎えて終わります。
映画の途中、やや中だるみがありましたが、ときどき家族や恋人、兄妹、親子
のように見えたりする3人のふしぎな共同生活や、状況とともに変化してゆく
3人の流動的な関係がおもしろい映画でした。

映画キッチン。_e0029472_147923.jpg

シネカノンの階段のところにあったキッチンのポスター。15日は映画館の隣の
よみうりホールでイベントがありエレベーターが混んでいたので、1階から7階
まで階段を走って上りましたよ…(-_-;)

映画キッチン。_e0029472_1473167.jpg

ずっと撮影したかったチュ・ジフンのサイン入りポスター。ところどころ落書きが
してあってかわいいです♪

映画キッチン。_e0029472_1481037.jpg

帰りの電車は明治のチョコ電車でした^^

山手線命名100周年記念のミルチトレイン(ミルクチョコレートのパッケージで
ラッピングされた山手線)の運行期間は2009年9月7日から2009年12月4日
までの予定です。
by tuga369 | 2009-10-16 01:24 | 映画(영화)・ドラマ