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by tuga369
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『ミッドナイト・イン・パリ』

『ミッドナイト・イン・パリ』を見て来ました(近所の映画館で
1日に1回しか上映しないのはなぜなんだろう…?しかも夜だけ)
ウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』を見たので、
「ふむふむ。今回も旅行モノだな…」と思いました。

はじめのシーン、パリの絵ハガキのような風景が紙芝居のように
続き「一体いつ映画がはじまるのか…?」と不安になりました(-_-;)
主人公のギルはハリウッドの売れっ子脚本家という設定(何だか
ウディ・アレンに似ている…)で、アメリカンな婚約者と観光で
パリへ来た…という感じ。
彼女の友達カップルと偶然パリで再会し一緒にパリの名所を観光
するのですが、友達の彼氏がいけすかないエセ教養人タイプで、
ギルのテンションがどんどん落ちて行き「ああせっかくパリへ
来たのにもったいないなあ…」と思いました。

少し酔っ払ったギルが深夜、パリの街をひとりで散歩していると
カーブした路地にクラシックなプジョーがやってきて、「よう!
乗ってけよ!」と誘われるまま車に乗って(ふつうは知らない人の
車に乗らないけれど、酔っていたので陽気な車にそのまま同乗♪
運転手さんが無表情なのもおかしかった)1920年代のパリへ
行ってしまう…というお話です。

パリ滞在中にアメリカンな彼女とどんどん険悪になってゆき、毎晩
カーブした路地で車を待ち、現実逃避するように1920年代の
パリへトリップするのが楽しみになってしまう主人公に受けました。
1920年代のバーにピカソが居て、俳優さんがそっくりなので
一瞬、ピカソが生き返ったのかと怖くなりました。ダリはあまり
似てなくて、作家のヘミングウェイがやたらとかっこよかったです。
20年代のパリなのにあのひとが出てこないじゃん…と、いらいら
していると、ムーランルージュが出て来て、出て来ましたよ…!!
ロートレックが!!(わーい)相変わらず、ムーランルージュの
テーブルでスケッチとかしてました。

アドリアナというモデル(いろいろな芸術家に愛された女性らしい)
やガートルード・スタイン(この時代の批評家でキャシー・ベイツ
が演じてました)、パリのアンティーク市でレコードを売っている
女性など、映画に登場する女性たちが魅力的でした。
主人公がぱっとしない感じなのに(すみません)女の人にモテモテ
なのがふしぎでした(旅先で美女にモテモテって…もしかして監督の
願望を描いているんじゃ…と思いました。韓国映画でもたしかそんな
映画
があったような…)

ギルは「現代よりも1920年代がすばらしい」というのですが、
1920年代に生きるアドリアナは1920年代よりも前の時代
がすばらしいといい、その時代の住人はルネサンス時代がすばら
しいといい、結局、自分が生きる時代よりも、過去の時代がすば
らしいというのはいつの時代も変わらないだなあ…と思いました。
行き過ぎた懐古趣味への、警鐘のようなメッセージを感じました。

主人公のアメリカンな婚約者、イネズが旅先に持ってきた革製の
宝石箱がゴヤ―ルのもので、映画を見たあと電車のなかや街中で
なぜかゴヤ―ルのバッグを持ったひとが気になってしまいました。
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by tuga369 | 2012-06-21 00:00 | 旅行(여행)・イベント・街歩き | Comments(0)