ツワブキ。
2005年 11月 14日
きんとした冷たい空気の中、つやつやとした葉を持つツワブキ
(キク科)のたんぽぽを簡略化したような黄色い花のにおいを
かぐと一見地味な花からは想像できない蜂蜜のような濃厚な
香りがしておどろく。香りが良いといっても虫が来て受粉して
いる様子もないし、なんのために芳香を持っているのか謎だ。
ツワブキは日本庭園に楚々と植わっていたりする地味なヒト
なのですが、庭に植えっぱなしにしておいても飽きない。
それどころか同じ場所に植えておくと年々貫禄を増してゆく
重役タイプの花と呼んでいる。ぱっと見た目の華やかさは
ないけれど日陰でも育つ丈夫さと、庭にないとさみしくなる
という点では処天の調子麻呂みたいな花だ。
エルダーフラワー(西洋ニワトコ)風味の炭酸水を見つけ
たのでおそるおそる飲んでみたらライチみたいな風味で
さっぱりしていた。興味本位で買ったジンジャービアーは
まだ飲んでいない。ビアーといってもアルコールは入って
いない炭酸飲料で、レシピを見ると発酵ショウガ根抽出液、
唐辛子、レモンオイル、クワガタ草(って何だろう)、杜松、
西洋ノコギリソウが入っている。
明日香村で入鹿邸らしきモノが見つかったそうです!
山岸先生のコメントは出るのだろうか…。