大奥。
2006年 05月 18日
かっこいい!こういう装丁をやりたいものです。ストーリー的には
貧しい旗本の息子、水野祐之進が大奥に奉公に上がり、大奥の
摩訶不思議な世界を見聞するという視点でストーリーが展開する。
水野が大奥でさまざまな体験をするうちに、将軍家継が亡くなり、
次の将軍吉宗がやってきて幕府や大奥の財政改革に着手する
わけですが、けちんぼ、いや倹約家吉宗が男前!(女前というべきか)
「大奥」は男女の立場が見事に逆転しているパラレルワールドで、
吉宗は大奥の成立に疑問を持ち、大奥で古くから御右筆を勤める
古老に大奥の由来を聞くところで1巻が終わっている。なんとなく
この作品のテーマはジェンダー(社会的性差)ではないかと思う。
神代で巨大なトチの木を発見。トチの花は蜂蜜が摂れる密源植物で、
樹上ではぶんぶんみつばちがうなっていました。トチの花の蜂蜜の
ラベルをみたら「5月にはちみつが摂れる」と書いてあったのですが、
あれはほんとうだったんだね。木の解説を読むと秋に栗のような実が
なると書いてあり、種類的にはマロニエの木と兄弟らしい。そう云わ
れると葉っぱがどんぐりとか栗に似ている。
藍の種が発芽した。順調に育てば今年の夏は藍染ができるかも。