浴衣をしまう。
2006年 09月 06日
浴衣はたたんだ状態で押し洗いして、弱めに脱水してしわをのばして
木のハンガーにかけて干す。乾いたらたたんでしまう。浴衣を洗って
しまうと夏が終わったなあと思う。浴衣よ、来年の夏までさようなら~。
八月が終わると九月で単の季節になる。秋は夏みたく汗もかかないし、
春のようにほこりっぽくないし、着物向きの季節。紅葉とかススキとか
葡萄、どんぐり、イチョウとか秋っぽい柄の帯があるといいなと思う。
家のまわりに草地が多いせいか、夕方から夜にかけて鈴虫がたくさん
鳴いていている。それでもって月なんか出ていると、ススキばかりの
野原にいるような(安達ヶ原ぽい)平安時代みたいな心境になれるので、
安上がりに出来ているなと思う。これが緑地の少ない都会だと、鈴虫の
音なんてしないのかもしれない。