第76回土浦全国花火競技大会。
2007年 10月 06日
土浦の花火大会へ行ってきたのですが、いやもう花火のフルコースというか、
すばらしいの一言です。桟敷席のとなりから花火の感想が聞こえて、「いまのは
しずくが落ちたねえ」(花火がぱっと開いたあと、一瞬にして消えなくてはいけない
のですが、一点だけ光が残ってしまった場合を云うらしい)とか「いまのはちょっと
端が欠けたね」(花火が開いた時にきれいな円になっていないといけない)とか
即座にコメントしていてみなさん花火に詳しい!全体的にみて花火鑑賞レベルの
高い土地柄という感じがしました。
夜景モードで撮るとシャッタースピードが遅くていらいらするので、デジカメの
ISO(高感度)モードで撮りました。今回三脚を使用したものの、やはり花火を
撮るのは難しい。近くにいたプロ用みたいなゴツいカメラ+三脚で撮影していた
おじいさんたちをうらやましく思いました。花火を撮るときにディスプレイ画面を
見ながら手元でシャッターを押せるコードつきボタンみたいのがあると良いかも。
三脚にカメラを水平に取りつけてふつうに横構図で撮ろうと思ったのですが、
気がついたらやはりいつものななめ+縦構図になってしまいました(笑)
20時頃まで花火を見たのですが、オレンジ系の花火が多かった気がします。
オレンジの花火はあまり見たことがなかったのですが、シックで大人っぽい
感じです。花火の形は上から滝のように流れる枝垂れ桜を連想させるような
縦ラインの花火が印象的でした。
秋は空気が澄んでいるせいか、夏の花火大会よりもきりっと夜空に花火の色と
かたちが映える感じがしました。白い花火がシャンパンゴールドっぽく見えたり、
ピンク色とグリーンの組み合わせの花火がかわいいなと思ったり、タンザナイトを
薄くしたような青紫色の花火があったり、宝石を夜空にばらまいたような感じでした。
ピンクゴールドみたいなイメージの花火。
土浦の花火大会は全国の花火師さんによる花火の競技会なので、すごい花火が
惜しげもなくばんばん打ち上げられます。それから花火にテーマやストーリー性が
あって、たとえばイ・ジュンギの映画のイメージ(王の男=赤の花火、初雪=白の花火、
フライダディ=青の花火)で花火を作って下さいと云ったら、作れそうな雰囲気です(笑)
それから花火大会の混雑対策、防寒対策についてはCANDYさんのアドバイスが
とても役に立ちました。CANDYさん、ありがとうございます。