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by tuga369
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映画「悲夢」初日舞台挨拶。

2月7日(土)新宿武蔵野館で、映画「悲夢」12時40分の回の上映後に開催
された初日舞台挨拶を見てきました。登壇者は主演のオダギリジョーさんと
韓国の女優イ・ナヨンさんで、通訳は根本理恵さんでした。はじめに挨拶
したオダギリさんが「今日はいろいろな映画が封切なのに、悲夢を選んで
いただいてありがとうございます」ということと「自分の舞台挨拶は調子
の良い時と悪い時があり、今日は調子が悪くてすみません」ということを
云ってました(調子が悪いと云ったとおり、舞台挨拶の始終テンションが
低く、はじめ映画の雰囲気に合わせての演出なのかと思ってしまいました)
当日のオダギリさんの服装は肩までの長髪に黒の帽子、銀色に光る素材の
ジャケットというとても目を引く服装だったのですが、つばの広い帽子を
かぶりうつむき加減だったので、ほとんど表情が見えずすこし残念でした。
あとでファンの方に聞いた話によると、舞台挨拶でオダギリさんが帽子を
かぶっているときは調子が悪いときが多いそうです(笑)

イ・ナヨンさんはベージュの春物コートに白のワンピース、髪をシニヨンに
結っていて、フラワーモチーフの大きめのパールピアス(イヤリング?)を
つけていました。身長はオダギリさんと同じくらいで、モデルのりょうに
似ている感じでした。イ・ナヨンさんは映画について普通に話してましたが、
途中で言葉が途切れる場面があり「すみません。さっきお昼ごはんを食べた
ばかりなので…」と云って会場を笑わせていました。イ・ナヨンさんの映画
についてのコメントでおぼえているのは、日本語と韓国語が混じったセリフが
おもしろかったこと、(映画の中でオダギリさんは日本語、イ・ナヨンさんは
韓国語での演技でした)キム・ギドク監督は今回の映画で画面の色彩や韓国の
伝統的な美についても描いているので、その部分にも注目してほしいという
ことでした。

映画「悲夢」初日舞台挨拶。_e0029472_203261.jpg


初日プレゼントでITS'DEMO×Himuのコラボウォーターをもらいました。

映画『悲夢』日本公開でオダジョー、イ・ナヨンが初日舞台あいさつ

「悲夢」 キム・ギドク監督 演出の魔術に酔う

悲夢 : オダギリジョー&キム・ギドク監督 インタビュー

伝統的な美といえば映画のロケ地にソウルの安国駅近くにある伝統的なゲスト
ハウス、楽古斎(ナッコジェ)や鐘路の街並みが何度も出てきて、なんとなく
ロケ地めぐりができそうで受けました。これより、映画のネタばれあります。




映画のストーリーは恋人に去られた男、ジン(オダギリジョー)がみた夢を
夢遊病の女、ラン(イ・ナヨン)が無意識の内に実行してしまうという話で、
はじめはジンが日本語なのに韓国語を話すランと話が通じていて、何となく
ユーモラスな感じでしたが、後半はジンが眠らない為に自分の体を傷つける
という、思わず顔を手でおおってしまうような場面があり、怖かったです。
実はキム・ギドク監督の映画を見るのは今回が初めてで、キムギドク作品は
かなり個性的と聞いていたのですが、実際に見ると次のシーンに何が起こる
のかわからないというこわさがあり、手に汗をかきながら観ました。
悲夢は夢なのか現実なのかよくわからない、不思議な雰囲気で微妙でしたが、
キム・ギドク作品の雰囲気がわかったので、観に行って良かったと思います。
by tuga369 | 2009-02-07 00:00 | 映画(영화)・ドラマ